足先が冷えてつらい…。手が冷たすぎてお客様と手を繋いだ時に心配されてしまう…。真冬の女性にはそんな悩みがつきものです。

「手が冷たい人は心が温かい」という言葉もあり、「手が冷たいけど大丈夫？」と言われた際に、冗談っぽくこう言えると良いですが、やっぱり温かい手に触れるとホッとするのが人の心。

そこで今回は、真冬の寒さでも手足が冷たくならない方法と冷え性の対策をご紹介します！

触れるとヒエっとなる！冷え性の原因

女性は男性よりも体が冷えやすく、体温が低い傾向があります。そんな女性を悩ませる冷え性の原因を詳しくご紹介します。
 

血流が悪い

手足が冷える大きな原因は血流の悪さです。室内と室外の寒暖差や不規則な生活、ストレスなどによって自律神経が乱れ、体温調節がうまくできなくなってしまうのです。

筋肉量が少ない

運動すると筋肉は発熱し、血流を促します。筋肉量が十分にあれば、少し歩いたり走ったりするだけでも体がポカポカするのですが、女性は男性に比べて筋肉量が少ない傾向があります。またダイエット中の女性は特に筋肉量が落ちやすいため、筋トレを効率よく取り入れることが大切です。

露出が多い

露出が多い服装も冷え性の原因です。おしゃれがしたい、お客様のために魅力的な服が着たい！と思うと、ミニスカートやオフショルなど、肌を出す機会も増えますよね。しかし冷たい外気に体が触れると、体は体温を保とうと毛穴を縮ませて血流が悪くなり、冷えの原因になります。
 

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れると、体温調節の役割を担っている自律神経も乱れて、血流が悪くなってしまいます。しかし女性には月経があり、定期的にホルモンバランスが乱れてしまうのは、ある程度仕方がありません。生理中の冷えが特に気になる方はホルモンバランスを整える食事やサプリなどを取り入れましょう。

お家でできる冷え性対策

実は日本人女性の80%以上が「冷え性」に悩んでいると言われています。そんな皆さんを悩ませる冷え性の、根本的な解決方法をご紹介します！

筋肉をつける

自宅で筋トレを取り入れたり、エレベーターでなく階段を使ったり、できるところからやってみましょう！筋肉量が増えれば、少し動いただけでポカポカしてくるため、ちょっとした移動でも温かくなれるようになりますよ！

お風呂に浸かる

冷え性対策のためにも、湯船にはゆっくり浸かるようにしましょう。シャワーで済ますより体温も上昇しやすく、水圧で血流を改善してくれます。むくみの対策にもなるため、ダイエット中の方にもおすすめです！

どうしても時間がない方は、風呂桶や湯船に浅くお湯を張って、足湯をするだけでも血流の改善につながりますよ。

決まった時間にご飯を食べる

食事を3食決まった時間に食べることで、自律神経のバランスを整えることができます。朝ごはんを食べない方も多いかもしれませんが、朝ごはんの代わりに白湯を飲むだけでも体は目覚めます。スープなどを朝ご飯にしてもOK！

食事はバランスよく、タンパク質多めを心がけましょう。お肉や魚、卵や大豆製品にタンパク質は多く含まれています。

真冬も抜群のスタイルで！  体の内側から温める漢方

「おしゃれは我慢」と言われるほどですから、自分を魅力的に見せるためには、着込んでなんていられません。そこで、漢方の力を借りておしゃれも温かさも手に入れましょう！

体を温める補陽薬

補陽薬は、漢方薬の中でも体を温める作用のあるものを指します。主に朝鮮人参や黄耆、桂皮などを含んでおり、代表的な体を温める漢方は、

八味地黄丸（はちみじおうがん）
補中益気湯（ほちゅうえっきとう）

などです。

体の隅々まで血を巡らせる活血剤

普段から肩こりや腰痛、生理痛に悩んでいる方に試していただきたいのが、血の巡りを改善させる漢方です。

芎帰調血飲（きゅうきちょうけついん）

爽月宝（そうげつほう）

血流を良くする効果があるため、冷え性対策だけでなく、肩こり改善などにも効果が期待できます。

 

温かな体で癒しの時間を

今回は、皆さんを悩ませる冷え性の原因や体を内側から温める方法、漢方を使った血流改善についてご紹介してきました。

寒いからといって何枚も着込んでしまう…着太りでせっかくのプロポーションが台無しに…。冬だってオフショルやミニスカートで隙を見せたい！

そんな方は、ぜひこの記事を参考にして冬でもおしゃれを楽しんで、ギュッとお客様のハートを離さないようにしてください！

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