お客さまに満足していただくテクニックの一つに、視覚や聴覚への刺激があります。

AVは、画面越しの視聴者を興奮させるために演技力が必要とされるため、ややオーバーリアクションではありますが、視聴者の視覚や聴覚に刺激を与えるテクニックが多く詰まっています。

私はレズ作品でタチ（攻め）側を務めることが多く、男性目線で女性の反応を見てきました。その中でも「これはエロい！」と感じたプロの反応をご紹介したいと思います。

愛撫などお客さまから攻められている時のエロい反応

愛撫をされている時間は休憩ではありません。

お客さまが愛撫好きで自己満足のためにされている場合もありますが、大半の方は自分のテクニックで女性を気持ち良くさせたり、喜んでもらいたいために愛撫をされています。

そのため尽くしていただいている間は、体全体で気持ち良さを表現したり、「気持ちいい」と言葉にして伝える必要があります。

またセックスでは感度の良い女性が好まれます。

男性が求める感度の良さとは、少し触れただけでも体が小刻みに震えたり、ビクついたり、可愛い喘ぎ声が出てしまうような、敏感な体です。女性の敏感な体は、男性の視覚や聴覚に刺激を与え興奮させる事ができます。

それでは、お客さまの視覚や聴覚に刺激を与える具体的な方法を見ていきましょう。

【女性が仰向けのＭ字姿勢の時】

・喘ぎ声の音量に強弱をつける

・喘ぎ声だけではなく、呼吸にも変化をつける

・自分の足を膝下から抱えて、腰を浮かしたＭ字開脚をする

・腰を反らしたり、振ったり、腰もお尻も浮かす

　→女性が自分から動くとエロく見えます

・自分のオッパイを揉んだり、寄せる

・自分の指を咥えたり、舐める

・両腕を上げて脇を見せる

・男性の手や腕、シーツを強めに握る

・足の指をまるめるように力を入れる

・顔は斜め上に向ける

→二重顎にならず首筋がセクシーに見えますが、ずっと同じ位置では見ている男性が飽きてしまうので、上下左右に動かしましょう。

【女性がバックの体勢の時】

・肘を付き腰を反らして、お尻を突き上げる

・男性がいる方向にできる限り顔を向ける

　→表情を見せる事が大切です

・お尻を揺らしたり、震わせる

・（腰は反らしお尻は突き上げたまま）徐々に頭が沈むように左右どちらかの頬を床に付けていく

　→体の力が抜けていくように見えるため、気持ち良さを表現できます

・立ちバックの時も、腰を反らしてお尻を突き上げ、内股の爪先立ちで膝を内側に少し曲げて体を震わせる

このように意識した姿勢で敏感に反応する事は、頭も体も使うため多くのエネルギーが必要となりますが、これも風俗嬢の仕事の一つなのです。

愛撫などお客さまからの攻めが痛くて反応ができない時

・男性の爪が伸びていて痛い、ささくれが当たって痛い

・濡れていない膣に指を挿れられ、擦れて痛い

・乳首を強く摘まれて痛い、噛まれて痛い

・乳房の揉み方が激しくて痛い

など経験がある女性もいらっしゃると思います。その際に男性に「痛い？」と聞かれても「痛い」と言えず我慢されていませんか？

痛みに耐えていると、反応に余裕がなくなるだけではなく、体が硬直してしまいます。自分の体を守るために痛みがある事を男性に伝える必要がありますが、女性の「痛い」は男性のプライドを傷つけ、萎えさせる原因にもなります。

では、男性のプライドを傷つける事なく、痛みから逃れるにはどうしたらいいでしょうか。私が実践している方法を紹介いたします。

痛みを感じたらすぐに男性の手の甲や手首をそっと持ちます。そして誘導するように自分の性感帯を触り、先ほどよりも喘ぎ声をあげて体を震わせましょう。

爪が当たって痛い場合は、男性の指を持ってひと舐めし唾液を付けます。そして、指の腹でクリトリスを一緒にゆっくり触りましょう。

続いて、乳首や乳房を強く攻められて痛い場合は、男性の手の甲を上から握り自分の乳首や乳房にあて、一緒にゆっくり動かしましょう。

痛いと直接言わずに「この女性はこの方が気持ちいいんだ」と認識してもらう事で回避できるのです。

最後に

お客さまへの性的なサービスは触る事だけではありません。肉体への刺激も必要ですが、脳を興奮させる事がとても大切です。

テクニック不足でもエロさでカバーできますが、逆にエロさがない女性は、テクニックがあってもすぐに飽きられてしまうでしょう。

またその大胆なエロさを出すのは、二人っきりになってからです。さらには恥じらいを持つ清楚系からのギャップがあればあるほど、意外性があり男性は欲情しやすくなります。AV女優に清楚系が多かったり、制服を着る職業のコスプレが人気なのはそのためなのです。

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