今回は、閑散期や天候などの理由でお店の電話が鳴りにくかったり、出勤数が多くてお客様のお相手ができない！など……「待機」がテーマです。

そう、実はいまの私が待機中なのです！

現役風俗嬢ライターが「待機中に待機について書く」という、ある意味ライブな記事をお届けします。

「待機嬢になってしまいがちな特徴」「待機あるある」など興味を持って読んでもらえそうな項目を選びましたので、ぜひ参考にしてみてください。

さて、出勤したものの、事前のご予約もなくいつまでも即姫に自分のパネルがチカチカと点滅しだしてはや2時間…。これってもはや公開処刑では!?

そう、私は今「待機」という現実に向き合っているんです。

待機しているだけで、お腹は空く。

待機しているだけで、体が重い。

待機しているだけなのに、ただ待機しているだけなのに！

「えっ!? 待機している嬢、気づいたら自分だけ？」なんて日もあるかもしれません。でも、今からだってその状況を抜け出せるので安心してください。
 まずは待機してしまいがちな嬢の特徴を抑えつつ、その抜け出し方を順番にお伝えしますね。

ご指名をいただけない、リピーターがつきにくいなど、つい待機になってしまう嬢の頭の中をのぞき見して、できるだけ待機が少なくなる方法を見つけてみましょう。
 

「あなただけじゃないよ」待機しているときの嬢の頭の中

1：何で自分だけ？あの子なんて○○してるじゃん！

某天国サイトでお店の即姫を確認して、自分だけだったときの絶望感ったらないですよね。

しかも、店外や本○の噂で有名なあの子は完売。真面目にやってるのがバカらしくなります……。

私もお店の新人さんだけが完売なのを見た時「結局新人は重宝されるよね。だけど今だけだぞ」なんて思っていました。実際、その子がランカーになるのも単月だけ。来い来い、自分の時代。そう思うだけで何もしないのですが…。
 

2：支払いやばい、とにかく営業連絡しなくちゃ

月末が近づくにつれて、家賃や推し活、美容代などを計算したものの、どう考えてもお金が足りない。そんな時、ふとLINEを見たらお客様から連絡が来ている。

「○○ちゃん、今日も待機だね。良かったらご飯でもいかない？」……と。

「そんな気分じゃないんだー。それならお店に来てよ」と返事をしていると、まさかのお店には行けないと連絡が…。がっくし。

連絡先を知っているお客様に連絡をしてみるも、思うような返事がなかったりすると、せっかくLINEした時間を返して欲しくなりますよね。わかります！！
 

3：でもやっぱり色々めんどくさい！

自分なりに色んな行動をとってみるものの、予約に繋がらずただダラダラとLINEが続くだけのときって、正直何かするのめんどくさくないですか？(笑)。

私もたまにあるんです。そんなときは「まぁ、いいや～焦らずお仕事が入るのを待とう」と思って、お地蔵さんみたいに静かに時が来るのを待ってみます。そういう時間も悪くない！と思うようにしています。

どうですか？いくつかは共感してもらえたでしょうか？

出勤すれば予約がいっぱい、待機になった途端にネット指名が！なんて日ばかりじゃないですもんね。

メンタルが浮き沈みしてしまうと体調的にも気分的にも悪循環に入るので、考えすぎずやり過ごすことも大事です！

続いて、これは私の経験から……。こういう子はご指名をいただきにくい！待機になりやすい！という嬢の特徴をいくつか挙げてみたいと思います。
 

ここ気をつけて！「人気嬢」になるきっかけを逃さない

1：「とりあえず1件でも仕事入ればいいや」の“鬼出勤嬢”

鬼出勤をするのが決して悪いことだとは言いません。各々事情もあるでしょうし、目標金額や夢だってあると思います。

ただ一方で、私の経験上目標がある嬢は待機しづらいように感じます。目標に向けて逆算ができて、稼げないなら環境を変えることも辞さないからです。

そうではなく、ただ暇だから出勤して「お店で寝ればいいや～」というタイプだと、もう当然のように待機になってしまいます。

基本的には出勤日も時間も嬢におまかせで、自由出勤ではありますが、出勤するということはあくまでも「お仕事」をするということ。

お店でゆっくりする、ではなく、お仕事が出来るように体調を整えておくことが当然ながら必要なことです。

2：「そのパネルは何億年前のもの？」完全スタッフさん任せで何もしない嬢

たまにいませんか？パネル写真を見ても誰だかわからない……そんな嬢さん。

もしかしてあなたもそうなっていませんか？

どこのお店にも必ず一人はいがちですが、パネル写真が数億年前から変わっていない!?ような方がいます。

その理由は、2つあると思うんです。

A：写真変更を嬢が拒否→面倒くさい、服がないetc…

B：お店が力を入れていない→本指名を返せていない、出勤が少ない

まずAについてですが、パネル撮影は2，3時間、ときにはそれ以上かかることもありますよね。それに加えて、撮影用の衣装を用意しなければいけませんし、正直稼ぎが少ないのだから「そんなことをしているより出勤したい」とすら思えるのではないでしょうか。

それでもパネルを一新して今の自分をアピールすることに賭けるほうがいいと思います！常連さんなら「お！写真変わったね」と思ってもらえますし、もし以前よりもぽっちゃりしてしまったとしても、ぽっちゃりを探しているお客さんもいるのです。

こちらからお店に写真を変えてほしい、と言いにくいかもしれませんが、写真はご指名をいただく際の重要ポイント！遠慮なく言っていいと思いますよ。

そしてBですが、実際のところはこれが大きいかなと思います。本指名を返せない嬢って、お店から推してもらえない可能性が高いんです。

入店してからの年数や出勤頻度にもよりますが、あなたは1か月にどれくらい本指名を返せていますか？

月に1〜2本ならちょっと危険かも…。お店側が本指名数やその割合を数字化しているはずなので、不明な場合は確かめてみて、本指名率のアップを目標に頑張るのもいいと思います。

3：「服なんて適当でよくない？」身だしなみしない系嬢

あなたは出勤するときにどんな服装をしていますか？　適度な露出と清潔感が大切ですよね。

とはいえ、お客様によって好きな系統は違うので、これ！といった正解はないと思うんです。

ただ、不正解だけはわかります！ それはダルダルの家着、毛玉だらけのセーター、過度な露出など…。お客様が求めるものはセクシーさと普段のあなたらしさなのです。

セクシーさを求めるお客様には、ピッタリと体のラインが出るワンピースやミニスカート、白いブラウス等が受けるはずです。

普段の感じがわかるようなものを好む場合は、ジーパンにTシャツなどシンプルなものがいいでしょう。ただ、身バレもあると思うので普段からよく着るものよりは、お店用のものがあるとベストですよね。

と今回は、待機のリアルさや過ごし方、気持ちの持ち方に始まり、待機嬢の克服方法のポイントをご紹介しました。

記事を書きながら、ご指名があるかなと過ごしていましたが……まだ待機中です(笑)。

次回、後編にて私が待機中にしている行動や考え方をまとめてみますので、そちらもぜひ読んでみてくださいね。

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