皆さんは植物性ミルクについてご存知ですか？  実は美容やダイエットに関心のある女性は必見の成分なんです。

特に牛乳と比べてカロリーが低いだけでなく、さまざまな栄養素が含まれているのが特徴。習慣的に取り入れることで、体に嬉しいメリットがたくさんあります。

今回はそんな、豆乳やオーツミルクといった植物性ミルクについて詳しく解説します。

 

植物性ミルクとは？

植物性ミルクとは植物を原料として作られるミルクのことです。原料の違いによって、さまざまな種類があります。ここでは特に注目されている3種類について紹介します。

 

豆乳

豆乳は植物性ミルクの1つです。スーパーなどで見かけることが多く、すでに習慣的に飲んだり料理に使ったりしている方もいるでしょう。大豆を原料に作られているため、イソフラボンや食物繊維などの栄養素が豊富です。

イソフラボンは女性ホルモンと似た構造をしており、体内でも似た働きをします。肌や髪をきれいに保ったり、更年期障害を緩和したりといった効果が期待できます。食物繊維は腸内環境をよくする働きがあります。便通をスムーズにしたい方や、お腹の調子を整えたい方は豆乳を取り入れてみましょう。

 

オーツミルク

オーツミルクは燕麦(えんばく)とも呼ばれるオーツ麦を原料としたミルクです。その製法はシンプルで、水に浸けたオーツ麦をミキサーにかけて濾しただけ。豆乳に比べてクセの少ない味わいで、料理やスムージーなどさまざまな場面で使いやすいでしょう。

オーツミルクは食物繊維のほかに骨を強くするカルシウムや、免疫力アップに効果的なβグルカンが含まれています。

 

アーモンドミルク

アーモンドミルクはアーモンドを原料に作られるミルクです。こってりしたイメージがあるかもしれませんが、実際はあっさりとした味わいで、料理やスイーツづくりなど幅広く使えます。

アーモンドには「若返りのビタミン」ともいわれるビタミンEが豊富です。ビタミンEは強い抗酸化作用があり、老化の原因ともされている「活性酸素」を除去する効果があります。これにより若々しい肌を保つ、動脈硬化を予防するなどの効果が期待できます。

 

植物性ミルクのメリット

さまざまな栄養素が含まれている植物性ミルクを摂取することで、得られるメリットはたくさんあります。

 

ダイエットにいい

植物性ミルクは牛乳に比べると低カロリー・低脂質なものが多いです。例えば豆乳コップ1杯当たりのカロリーは80kcal程度ですが、牛乳コップ1杯当たりのカロリーは120kcal程。日常的に牛乳を多く摂る方であれば、植物性ミルクに置き換えるだけでカロリー摂取量を抑えられます。

ただし植物性ミルクの中には、牛乳に比べてカルシウムやたんぱく質が著しく少ないものもあります。すべて置き換えると栄養素が不足してしまうため、食事などで調整しましょう。

 

牛乳アレルギーや乳糖不耐症でも飲める

牛乳は3大アレルゲンに数えられるほど、アレルギーの症例が多い食品です。加えて日本人は牛乳を飲むと消化不良を起こす「乳糖不耐症」の方が多くいます。牛乳アレルギーや乳糖不耐症の方は、牛乳や乳製品を避けなくてはなりません。

植物性ミルクは白く牛乳のような見た目ですが、牛乳は一切含まれていません。そのため、牛乳を飲めない方でも取り入れられるミルクとして注目されています。

 

ヴィーガンに対応できる

自分の意志で動物性食品を摂らない食生活をしている人のことを「ヴィーガン」といいます。動物性食品の中には「牛乳」も含まれるため、ヴィーガンの方は牛乳を摂取できません。その点、植物性ミルクは牛乳を使っていない植物由来のミルクであるため、ヴィーガンの方でも問題なく摂取できます。

 

環境にやさしい

牛乳を生産するためには乳牛を飼育する必要があります。乳牛を飼育する施設を作るためには広大な土地が必要なため、環境破壊が進む原因となるのです。また牛のげっぷには温室効果ガスが含まれているため、地球温暖化を進める原因の一つともいわれています。一方、植物性ミルクは牛乳ほど土地は必要なく温室効果ガスの排出も少なく済むため、環境にやさしいミルクとして知られています。

 

植物性ミルクのデメリット

様々なメリットがある一方で、植物性ミルクならではのデメリットもあります。

 

好みが分かれる

豆乳には大豆の青臭さが残り、ココナッツミルクにはココナッツ独特の風味があります。中にはこういった味や香りが苦手という方もいるため、牛乳よりも好みが分かれやすく、活用方法が限られるのはデメリットです。オーツミルクは比較的飲みやすいため、気になる方は試してみてください。

 

価格が高い

牛乳が1パック150〜200円程度ですが、植物性ミルクは300〜600円程度と割高です。毎日飲むとなると、それなりにコストがかかります。健康を保つためのお金だと割り切れば、それほど負担に感じないかもしれません。

 

店によって品揃えが限られる

スーパーやコンビニなどでも見かけることが増えてきた植物性ミルクですが、まだまだ置いていないお店も多いのが現状です。置いてあったとしても品揃えが少なく、自分好みの商品に出会えない可能性も。希望する商品がある場合は、ネット販売をチェックするのがおすすめです。

 

植物性ミルクを飲んで健康に美しいカラダを目指そう！

健康意識や環境保全の意識が高まったことで注目を集めている植物性ミルク。今はまだなじみがなくても、これから食卓に並ぶ機会が増えてくるかもしれません。

美容やダイエットに興味のある方は、いち早く取り入れてみましょう。種類ごとに含まれる栄養素や期待できる効果が変わってくるため、自分に合った植物性ミルクを選んでみてくださいね。

 

 

 

 

高級デリヘルは創業20年以上を誇るマダム麗奈へ