いきなりですが、質問です。「仕事をするうえであなたが大事にしているのは、どんなことですか？」。

・いつも明るく笑顔でいる

・体調管理に気をつける

・お客様の目線に立って考える

など、いろいろありますよね。

私の答えは……「メモをすること」です。

ん？と思われた方も多いと思いますが、かなりこれ大事なんです。

接客してから時間が経って「あれ、このタナカさんってどのタナカさんだっけ…」って思った経験はだれしもあるのではないかと思います。

私たちにとって「タナカさん」は1か月に何人もいますが、タナカさんにとってはあなたは1人だけ。だからこそ、ちょっとしたことを覚えておくと次の接客に役立ちます。

そこで、今回は私が実践しているメモ術をご紹介したいと思います。

 

 

メモするのって面倒くさいよね

同業の子に、接客メモとってる？などと質問すると、「わかってるんだけど面倒なんだよね。まめじゃないし」と、大体の場合こう言われます。 

きっと「きちんとメモをしないといけない」と思うから面倒なのでは？ と思っています。

内容は何でもいいんです。「ゆうじって呼んでって言ってた」とか、「芸能人の〇〇に似ている」など、特徴を書いておくだけです。そう思えばやれそうじゃないですか？

  

お別れしてすぐに入力する！

私は、Lifebearというカレンダーアプリ（https://lifebear.com/）を使っていて、それにメモを記載しています。

例えばこんな感じに。

 

「●月●日、11:00～120分（N指名）

50代／お名前：〇〇さん

風俗は月1〜2回利用、口コミ書いてくれる、次回マットしたい」

 

N指名やP指名、本指名の他、ご新規様と状況に応じて記載しています。

 

このように細かくかけたら、次にお会いした時に、顔を見ただけで話したことやプレイ内容を思い出せるんです。

またこのメモから「風俗歴が長そう」「他の嬢の所でも遊んでいるかも」と想像で情報を得ることができます。 であれば、この方をリピーターさんにしようと思ったら、「他の嬢と差を見せつける」ように頑張ろうと思えるのです。

お別れの時には深々とお辞儀をする、口コミを書いた後にお礼を欠かさない、などの気遣いでアピールし「この子良い子だな」と感じてもらえるようにするのです。

と、メモはその時の記録だけでなく、その他の情報を得るヒントにもなります。どうですか、重要だと思いませんか？ 
 

口癖や「イキ方」もメモしておくと後々ラク！

人によって口癖ってありますよね。私の常連のお客様の中に「違うんだよね」という口癖の方がいます。そのことをメモしておいたのですが、ある日気になって調べてみたのです。

これ、心理学の本を読んでみると「まず否定をして、そこから相手の注目を集めたい」ということらしいのです。（あくまで「私が手にした本によると」です！）

それをヒントに私は「あなたに注目していますよ」とわかってもらえるように、まずは相手に話を振って十分に話をしてもらいました。嬉しそうに気落ちよく喋ってくれたのでこっちのもの。私を気に入ってもらえるチャンスです。

そして「イキ方」のメモが残っていたら完璧！　例えば「乳首を攻めながらされるのが好き」とか「言葉攻めされるのが好き」などです。

1番気持ちいいクライマックスに持っていければ、「そんなことまで覚えててくれてたの？」って感動されたりします。

 

「ほんの数行」が大きな差に！

このように前の接客のことを「思い出す」ことでお客様に“好印象を与えることができる”のが、メモの役割なんです。

わずか数行のメモをするかしないか、たった数分のメモする時間をケチるか否かで、本指名、リピーターの数が変わってくるのです。

飲食店でもアパレルでも同様ですよね。常連さんのことを書き留めて忘れないようにする。サービス業の基本かもしれません。

さて次回は、メモをもっと重要に思ってもらえるような、とっておきのエピソードをご紹介しますね。

 

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