「自分磨きをしたいけどまだ寒いしやる気が出ない…」「紫外線量が少ないうちにやっておくべき美容法は？」そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事では夏になる前にやっておきたい美容法をご紹介します！

美容の記事や雑誌でも「紫外線対策は必須」と口酸っぱく言われています。そんな中、実は夏より寒い季節にこそ、大切な美容法があるのも無視できません。

そこで、美容成分と美容医療の分野に分けて、冬から春にこそやっておきたい美容法をお伝えします。

 

紫外線に弱い美容成分は？

近年スキンケアコスメを購入する際に、欲しい効果と美容成分で選ぶ人が増えています。毛穴ケア・美白・ハリなど、自分のコンプレックスに効く成分を選びたいのは当然ですよね！

しかし、なかには紫外線に弱いものもあるため、取り入れる前にチェックしておきましょう。

 

レチノール

お肌のターンオーバーを促進して、お肌の保湿機能を高めるレチノール。さまざまなスキンケアブランドがレチノール製品を出していますが、人気の理由はやはりその効果にあります。

 

●お肌の弾力

●毛穴

●ニキビ予防・ニキビ跡

●シワ

●乾燥肌

 

上記のように多くの悩みにアプローチしてくれるレチノールは、効果を感じるまでに期間が必要な点や、刺激を感じやすい点がデメリットです。また、紫外線にあたると効果が薄れるため、日焼け止めは必須。できれば夜に使用するのが良いですよ。

ただ、レチノールは紫外線にあたってもお肌にダメージを与えはしないため、安心してくださいね！

 

ハイドロキノン

ハイドロキノンは、高い美白効果が期待される美容成分です。シミの元になるメラニン色素を作る物質の働きを抑え、メラニンの生成を防ぐ働きがあるといわれています。シミ改善のために多くの場合使用します。

しかし、ハイドロキノンは紫外線に要注意！紫外線にあたると、逆にシミを濃くしてしまいます。朝は使用できず、ハイドロキノンを使用する場合は日焼け止めが必須です。日焼け止めはSPF20以上が推奨されています。

 

コウジ酸

料理で使われることの多い麹(こうじ)を由来としたコウジ酸も、美白効果が期待できる美容成分です。ハイドロキノンと同様にメラニン色素を作り出す物質の働きを抑え、さらに炎症を抑える作用も期待できます。

●シミ

●色素沈着

●ニキビ跡

●お肌の黄ぐすみ

 

コウジ酸には上記のような悩みへの効果が期待できるものの、紫外線を浴びるとメラニンが生成されやすくなるというデメリットがあります。冬の間に効果を実感しておくといいでしょう。

 

美容医療も紫外線に要注意！

最近は美容医療もどんどん身近なものになっていますよね。

この記事をご覧の方のなかにも、気になるところを治療したいと考えているのではないでしょうか。しかし、そんな美容医療も紫外線が強い時期には不向きなものがあります。それでは早速その代表的なものを見ていきましょう！

 

シミ取り・ホクロ取り

シミやホクロは特に気になるお肌の悩み。見た目年齢に大きな影響を与えるため、コンプレックスに感じやすいです。そしてシミ取りやホクロ取りは、サクッと治療できてダウンタイムも少ないというイメージが広く浸透しています。

シミ取り・ホクロ取りは、レーザー照射による治療が主流です。施術後はお肌がデリケートになるため、適切なアフターケアが必要です。

 

●テーピングでの患部の保護

●日焼け止めでの紫外線対策

 

紫外線量が多い夏は神経質になるため、比較的紫外線量が少ない冬の間に治療するのがおすすめです！

 

脱毛

なめらかなお肌を目指せる脱毛は、紫外線量が少ない冬の間に済ませるのがベスト。日焼けをしたお肌は、脱毛時の効果が下がる可能性があります。また、脱毛時の日焼けには、以下のようなリスクがあります。

 

●赤み

●乾燥

●シミや色素沈着

●日焼けがひどい場合には水ぶくれ

 

ちなみに、医療脱毛の場合は、2週間程度日焼けに注意が必要です。日焼け止めは2〜3時間に1度塗り直すなどの手間もあり、期間も長いためできるだけ紫外線量が少ないうちに済ませておきましょう。

 

ヒアルロン酸注射

●シワを取りたい

●涙袋や唇にボリュームをだしたい

●頬のコケを改善したい

 

そんな悩みがある方が治療を考えるのが、ヒアルロン酸注射です。メスを使わない治療のため、ダウンタイムが少なく比較的手軽な美容医療です。

治療時にも説明がありますが、ヒアルロン酸注射後は帽子や日焼け止めでの紫外線対策をし、日焼けを最小限にしなくてはなりません。治療を考えている方は、紫外線量が少ない冬の間に済ませてしまいましょう！

 

季節に適した美容法で自分磨きを

嬉しい効果が期待できる美容成分や美容医療のなかには、紫外線対策を怠ると効果がなかったり、反対の結果を招いたりするものがあります。

使用中・治療中の紫外線対策を怠らないことはもちろん大切ですが、近年は紫外線量の増加も深刻です。そのため、突き刺すような日差し・汗で日焼け止めが流れるような夏より、冬〜春向けの美容法は多くあります。

やる気を出しづらい季節ですが、合理的かつ効率的に美しくなるために、取り入れたい美容法についてぜひ調べてみてくださいね。

 

 

 

 

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