この業界でお仕事をする上で、生活の時間帯が夜にずれ込む方が多いことでしょう。本業があって副業でこのお仕事をするならなおさら、深夜までご予約に対応することと思います。

もちろん日中にお仕事ができれば生活リズムは乱れませんが、どうしても稼ぎどきが深夜帯なので体調管理にも気を使います。

今回は、深夜帯に働きながらも健康に暮らせるために私がしていたことをお伝えしたいと思います。

 

しっかりと睡眠を取れていますか？

皆さんは、深夜にお仕事を終えて自宅に帰ってから、何時ごろ眠りに付きますか？

私は、デリヘルのお仕事を始めた頃に1番苦労したのが「睡眠をうまく取れない事」でした。

仕事が終わった瞬間は疲れて眠たいのに、帰りながら目を覚ましてしまうことも多く、そのまま本業に向かったり、休みの日はそのままずっと起きていたり…。

今までは当たり前のように朝起きて夜寝る生活をしてきたこともあり、規則正しい睡眠を取ることができなくなってしまったのです。

その結果、体調も優れずに夜のお仕事で活躍できず、収入を増やせないまま昼も夜も仕事を続けていました。

もちろんナイトワーク以外にも夜勤があるお仕事は多く、「睡眠」の問題を抱えている人は多いのではないでしょうか。

 

不眠になりがちな原因とは？

深夜1時までお仕事をして帰宅するのが2時。軽食やお風呂を済ませて、いざ寝ようとするのが4時頃。体は眠いのに眠れない…。

さっきまでのお仕事でお客様と一緒に過ごしていたことで、まだ脳が活動的で、気遣いや気配りもしていたせいか精神が研ぎ澄まされています。

心身を眠るモードにフェードアウトしないままで寝ようと思っても、脳が活動的な状態では眠ることができません。

「早く寝なきゃ！」と思う気持ちが、返って睡眠を遠ざけているのだと私は気付きました。

 

入眠をスムーズにするルーティン

そこで私は夜のお仕事が終わってから、眠りにつくまでの過ごし方を見直してみました。主なポイントは4つあります。

 

・寝る前に食べない

寝る前の食事は体を活発化させ、眠気を吹き飛ばしてしまいます。これは普段の生活でも同じですよね。

深夜のお仕事を終えてから、食事をしたいときも多いと思いますが、できれば寝る時間から逆算して5〜6時間前は何も食べないことをお勧めします。

特に眠る直前の食事は、すぐに目が覚めてしまい起床時の目覚めも悪くしてしまいます。

正しく眠るための食事のコントロールは、とても大切ですし、太りにくいというメリットもあります。健康面からしても、遅い時間の食事は避けましょう。

 

・寝る前にお風呂につかる

私の場合、眠る前にお風呂につかることでリラックスでき、眠りやすい傾向がありました。シャワーではなく、ゆっくり湯船に浸かるのです。

40度前後のお湯に入って気持ちを落ち着かせると、脳のスイッチがオフに向かって眠りやすくなると思います。

私はもともとお風呂が好きなので、季節を問わず夏でもこの入浴法でいい睡眠を得ていました。

 

・遮光カーテンで睡眠中は暗くする

明け方にいざ寝ようと思っても、外が明るくなってきて寝にくい…。ということも多くあります。暗い中でベッドに入ると脳が眠りに付きやすくなり、次第に神経が穏やかになり入眠できます。

アイマスクもおすすめですので、お好みの方法で「寝る時は暗くする」ことを意識してみましょう。

 

・睡眠についてお医者さんに相談する

幾つかの工夫をしてみて、それでも眠れないという方はお医者さんに相談してみるのも解決法です。

メンタルクリニックなどに通えば、心身を落ち着かせたり、眠りやすくなる方法も教えてくれますし、お薬も処方してくれます。

私もかかりつけのクリニックがあって、先生に会って話すだけでも穏やかに過ごせる、といった経験をしたこともあります。

普通にお仕事をしていても、ストレスなどで不眠に悩む人がいる現代社会です。信頼できるクリニックを探すのも効果的ですよ。

 

昼夜逆転に負けずに健康的にお仕事を

深夜にお仕事をする際の悩みのひとつ「昼夜逆転」。

眠る事を怠ると生活にも支障がでますし、美容にもよくありません。私は肌荒れや体重増加などの体の変化も経験しました。

それでも慌てずに自分に合う方法を見つけられると、夜のお仕事や睡眠と正しく向き合うことができました。

長くお店に在籍しても体調を崩すことなく、現役時代を過ごせましたので、皆さんもそれぞれに合う睡眠向上を行ってみてくださいね。

 

 

 

 

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