お客様ウケを意識するなら清楚な雰囲気を漂わせるナチュラルメイクがおすすめ。でも、「可愛く盛れない」「色っぽさをどうやって入れればいいのかわからない」と悩んだり困ったりする方も多いでしょう。

仕事柄、1日に何人ものお客様と会ってその度にシャワーを浴びますよね。せっかく完璧に仕上げたメイクも崩れやすく、直すのも大変。

そこで今回は「ナチュラルなのに崩れない、色っぽさを感じさせるメイク」をテーマにしました。ぜひ本記事を参考に、お客様から見惚れられる“愛され顔”を目指しましょう。

ナチュラルなのに盛れるメイクのポイント

まずはナチュラルメイクで可愛く盛るには？  そのポイントをチェックしましょう。

●ベースメイクは素肌感を意識して薄塗り
●アイメイクはピンク系で甘い雰囲気に
●チークは顔の形に合わせた位置に薄くのせる
●リップは落ちにくいウォーターティント

ナチュラルメイクというと、“薄い”や“地味”というイメージを持たれている人も多いと思いますが、素肌や顔のパーツを生かしながら細かい部分までしっかり作り込めば、ナチュラルでも可愛らしい雰囲気に仕上げることができるのです。

さらにお客様と近い距離になってもメイク崩れの違和感がなく、短い時間で直しやすいのもナチュラルメイクの良いところ。

ちなみに、土台である肌の状態が悪いといくらメイクで綺麗に可愛く仕上げても崩れやすくなってしまいますので、美肌作りの基本については、こちらを読んでみてくださいね。

関連記事：素肌が綺麗なのは自分の価値を高めている証！ 美肌作りの基本とは？

ナチュラルメイクの簡単ステップ

それではさっそく、ナチュラルメイクの簡単ステップを紹介していきます。

【ベースメイク】素肌感を意識して薄塗り

ナチュラルメイクでは、キメ細かな透明感のあるベース作りが最も重要な工程です。下地→ファンデーション→パウダーと、大きく3つのステップに分けてベースを作っていきましょう。

下地は自分がどんな印象になりたいか、肌にもたらしてくれる効果は何かに合わせてカラーを選ぶのがおすすめ。

●ピンク系：血色感をプラスしたい
●イエロー系：クマやシミをカバーしたい
●グリーン系：肌の赤みを抑えたい
●パープル系：くすみを軽減したい
●ベージュ系：肌の色ムラを整えたい

色付きの下地は肌悩みに合わせて補正してくれるので、すっぴんのような素肌感を作ることができます。

下地を顔全体に薄く塗ったあとはファンデーションをのせましょう。ファンデーションはリキッドやクリームなど、いろんな種類がありますが、あくまで素肌感のある仕上がりにするのがポイントです。

なので、下地と同じように薄く塗ると綺麗になります。余分なファンデーションが残った場合は、軽くティッシュオフするとテカリを抑えられますよ。

フェイスパウダーは、たとえば乾燥肌は保湿成分が入ったもの、脂性肌は皮脂を抑えてくれるものと、肌質や使用感に合わせながら選びましょう。

【アイメイク】ピンク系で甘い雰囲気に

アイメイクは柔らかく優しい目元に仕上げてくれるピンク系を選びましょう。

使い方としては淡いピンク色をアイホール全体にのせた後、薄めのブラウンでグラデーションになるように重ねます。濃く入れ過ぎてしまうと強めの印象になってしまうので、薄く重ね塗りしていくのがポイントです。

目元を強調したい時は、目尻から少しはみ出る部分に薄めのブラウンシャドウを入れると深みが出ますよ。

涙袋は肌馴染みの良い薄いベージュを全体に塗りましょう。次にピンクベージュのアイシャドウを使ってまつ毛の生え際に軽くのせます。血色感がプラスされるので、自然なデカ目を作ることができます。

仕上げにブラウンシャドウで影を作れば立体的な涙袋の完成です。

【チーク】顔の形に合った位置に薄くのせる

チークを入れる位置は黒目の外側から下に真っすぐ、小鼻と耳の中央を結んだ場所（起点）が基本です。円を描くようにふんわりと丸くチークを入れると可愛らしい印象になりますよ。

この入れ方は丸顔の人にピッタリですが、顔の形は人によって違うため、それぞれ正しい位置に入れるのがポイント。

面長：頬の高い位置の下に逆三角形
丸顔：目の下指一本分の位置にジグザグ状
逆三角形：基本ベースより内側に
エラ張り：こめかみから黒目下に三角形

顔の形に合わせてチークを入れることで、悩みを解消しながら可愛い印象に仕上げることができます。チークは濃く入れ過ぎてしまうとナチュラルさがなくなってしまうので、指の腹を使ってしっかりぼかすようにしましょう。

【リップ】ウォーターティントで色艶をプラス

リップは顔全体の存在感を引き出し、可愛さや色っぽさを演出できる大事なパーツです。色はナチュラルメイクにおすすめなピンクやローズ、ベージュ系をチョイス。

リップは落ちやすい部分なので、発色や色持ちの良さだけでなく、唇にピタッと色がのるウォーターティントがおすすめです。

主成分が水でできているため、使用感はサラッとしています。商品は薄付きタイプのものもあれば、色味の強い高発色のものもあります。

ナチュラルメイクでは薄付きタイプで「発色・艶感・うるおい」を兼ね備えたリップを選び、ぷっくりとした色気のある唇を作りましょう。

関連記事：お仕事メイクはもう悩まない！落ちにくいティントリップ3選

最後に

メイクは素顔とは違うもう一人の自分に変われて、「心がワクワクする」「可愛い自分になれる」「自信が持てる」といった心理的効果が期待できます。

中でもナチュラルメイクはお客様ウケが良く、女性のふんわりとした可愛い雰囲気を引き出してくれます。
より可愛く、色っぽく、自分らしくアレンジしてみましょう。

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