お酒は美容の大敵？それとも味方？美と健康を意識したお酒のたしなみ方

「お酒＝肌に悪い」というイメージがありますよね。美容や健康に気を遣う女性の中には、意識してお酒を控えている方もいるかもしれません。しかしお肌に悪いと分かっていても、まったく飲まないのは難しいと感じる女性も多いはず。お酒を飲むときに大切なのは“飲み方”と“ケア”の工夫です。付き合い方を分かっていれば、お酒はそれほど悪者ではありません。今回は美容と健康に気を付けたい女性が知っておきたい、お酒を飲むときのポイントをお伝えします。

お酒による美容への悪影響3つ

お酒を習慣的に飲んでいる方は、以下のような影響が体に表れることがあります。

肌荒れしやすい

お酒を日常的に多く飲んでいる方は、肌荒れ・むくみ・乾燥肌に悩むことが増えることがあります。お酒を分解するのにはビタミンが必要です。しかしそのビタミンは肌をキレイに保つのにも必要な栄養素。お酒をたくさん飲むことでビタミンが多く消費されれば、お肌が荒れやすくなってしまいます。

またお酒を飲むと睡眠の質が下がります。お酒を飲むと眠くなることから、寝付きをよくするためにお酒をたしなむ方も多いようですが、アルコールによって眠たくなるのは一時的。そのあとは浅い眠りがつづき、睡眠の質を低下させてしまいます。睡眠の質はお肌のターンオーバーに影響を及ぼします。

むくみやすい

お酒には利尿作用があります。たくさん飲むことでトイレに行く回数が増え、知らず知らずのうちに脱水状態になることも。すると体は水分を溜め込もうとして、体がむくみやすくなるのです。お酒の影響で顔や脚がむくんだ状態でお仕事にいくのは、なるべく避けたいところですよね。

太りやすい

お酒は飲み物なのでさほど気にしていない方も多いかもしれませんが、アルコール自体にカロリーがあるため、飲みすぎればカロリーオーバーとなります。またお酒には食欲を増進させる効果があるため、ついおつまみを食べ過ぎてしまうということも少なくないでしょう。毎日のようにお酒をたくさん飲んでいると、いつの間にか体重が増えているという事態になりかねません。

適量のお酒ならメリットもある

美容への悪影響が大きいお酒ですが、適量を守って飲むことでメリットもあります。

血行が良くなって冷え予防に

適量のお酒は、血管を広げて血行を良くする効果があります。お酒を飲んだ時に体がポカポカしたり、顔が赤くなったりするのは、血行が良くなるからです。女性の悩みとして多い「冷え」の予防に役立つでしょう。

ストレス発散できる

お酒には一定のリラックス効果があります。お酒を飲むことで日々のストレスを紛らわせているという方もいますよね。そのような場合は無理に我慢すると、かえってストレスが溜まって美容に良くありません。お酒の種類や量に気を付けながら、ほどほどに楽しむことも必要です。

美容と健康を守る！お酒との上手な付き合い方

ここからは美容と健康を守りながらお酒と上手に付き合う方法を詳しく紹介します。

意識的にビタミン補給

お酒を飲む前や飲んでいるときのつまみには、ビタミンが補給できる食べ物がおすすめ。特に「ビタミンB1」や「ビタミンC」が不足しやすくなるため、意識して摂るようにするといいでしょう。おすすめのおつまみは、枝豆・冷奴・豚肉料理・野菜スティック（パプリカ・ブロッコリー）など。食事だけで補いきれないときには、サプリメントや栄養補助食品に頼るのもありです。