これまでに私はいろいろなお仕事をしてきましたが、この業種は接客業の中でも特に「質」を求められると思っています。

人前でお洋服を脱ぐ上、接客内容も求められるのですから大変なお仕事なのです。しかしその分の見返りも大きく、それは皆さんも実感していることと思います。

そこで今回は、「もっと接客がよくなる」ことを目的に、私なりの接客術を伝授したいと思います。

「出会いと別れ」を繰り返すこのお仕事において、そこにはどんな流儀があるでしょう？  リピートに繋がりやすく、長くこの業界で働けて稼げるように、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

 

「出会いと別れの印象」にこだわって

お客様にいい印象を残してリピートを獲得する上で「出会いと別れ」の印象はとても大切です。

私も過去に最初の印象を悪くしてしまった時に、それを巻き返すのが大変だったことがありました。また、お別れを失敗してしまい、それを機に本指名を外されたこともあります。

 

逆を言えば、最初と最後をしっかりすればその他の時間でのミスなどは挽回しやすいということ。仮にプレイ内容がピンとこなくても、出会いを別れの印象が良ければ、また思い出してもらえるチャンスがあるのです。

別れの時は、女の子自体が別れるのが名残惜しいと思う演じ方が大事だと思います。男性は、自分を欲してると思うと可愛い子だな。また会ってやりたいな。と思うと思っています。

 

出会いに必要な演出は笑顔

お部屋に入る、待ち合わせ場所で合流する…その際に絶対に意識するのは「笑顔」です。笑顔は何より人を癒しますし、どんな接客業にも大切ですよね。

笑顔でお会いできたら次は「会いたかった」「楽しみにしていた」と伝えること。この時、ハグをしたり手を握ったり、積極的にスキンシップができるといいですね。

「お会いできて嬉しい」という気持ちを必ず表現しましょう。お相手が積極的ならさらに笑顔をアピールして、緊張している様子ならそっと側にいながら微笑むようにしましょう。

 

お別れは名残惜しさを伝える

私がよくお別れで失敗していたのは時間がなくなって急いで退出してしまうこと。「シャワーを浴びて、着替えて、荷物をまとめて、またね！」…という具合です。

皆さんはしっかりと時間管理ができていると思いますが、より名残惜しさを残すなら、いつもよりプラス5分をお別れに使ってみてはいかがでしょう。

 

男性は「自分を欲している」ことがわかると「可愛い子だな」と思ってくれるのです。ですのでお別れの際は、距離感を大切に目を見て会話をしてください。

そして私が実践していたのは「また会いたい」と言うと図々しいので、今日のことを印象づける「ひとこと」をお伝えすること。「お会いできてよかったです」「本当に気持ちよかった」と、言うのです。そうすることで「また次も…」と期待を抱かせつつ、お相手にも想像を沸かせられるのです。

 

出会いと別れこそ恋人感覚を意識

さらに上級へステップアップするなら、出会いと別れの際に恋人感を最高潮にしてみてください。

「会いたかったです」「もうお別れですね…」大好きな人に抱く感情をそのまま、お客さんにぶつけるとお相手はもうあなたの虜です。

後はお相手に合わせて、明るさを加えたり、しっとり丁寧にしたり。皆さんなりの工夫でアレンジしてください。

 

恋人感を高める会話のテクニック

それでは次は「出会いと別れの恋人感」を高める接客術について。会話の割合を意識してみましょう。

私自身も、また私の周りの嬢にも「こちらが話すぎてしまった」という失敗がよくありました。

お客様は「癒し」を求めていることが多く、「話を聞いて欲しい」と思っていることが多いのです。感覚的には聞きが8割くらいでいいと思います。

恋人のように出会い、恋人のように過ごし、お別れする…。これが私のパターンでした。

 

モチベーションを維持できた先輩の言葉

私は過去にこのお仕事をしている中で、「慣れ」や「しんどさ」を理由に流れ作業のような接客を繰り返して数字を落とした時期がありました。

「接客さえすればいい収入が手に入る」と勘違いしていたのです。

 

それを見かねた先輩がある日、私にこう言ってくれました。「初めて会う男性に興味を持ってみて」と。そして私は、この言葉で変わることができました。

 

初対面の男性が「どのような人かな？」「どんなお話が聞けるかな？」と意識するようにしたのです。

そうすると、お会いする時から相手への接し方が変わり、また「お別れに余韻を残すと本指名をいただきやすい」などと、自分なりの心理分析もできてお仕事が楽しくなりました。

ぜひ皆さんも、毎日の接客に疲れたり迷ったりしたら、このような思考も取り入れてみるといいと思います。

 

自分らしい接客を追求して

私が10年ほどこの業界にいられたのは、悩んだりしながらもそれを工夫できたからだと思っています。

今回お話した「出会いと別れ」に関しても、さらに皆さんなりにプラスできることがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

 

 

 

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