風俗の仕事をしている方で「お金使いが荒くなった」と感じる方はいませんか？  今回は、そんな方に向けて稼いだお金の管理について、またお金を残す方法もお伝えしたいと思います。

 

お金にルーズだった過去の私

風俗のお仕事をしていた頃の私は、毎日収入が増えるのをいいことに「また明日お金が入るから」とつい手元のお金を使ってしまうことがほとんどでした。

しかし、次の日になると所持金がないわけですから、例えばお店にお願いして前借りをしたり…その場しのぎの生活をしていました。

特に風俗を始めたばかりの頃は金銭感覚が麻痺してしまい、稼いでは使いを繰り返し気づくといつも「手元にはお金がない」とお金の心配がたえませんでした。

やはりお金の心配が絶えないとメンタルが安定せずイライラしたり、仕事に集中できていなかった気がします。

もし同じような方がいたり、これから風俗のお仕事をする方がいましたら、ぜひ「お金の管理は厳しく」と、先輩の立場からお伝えしておきたいと思います。

 

1.月にいくら稼ぐかを確認する

まず私が失敗していたのは、月の収入がいくらだったかを分かっていなかったことです。なんとなく「今月は◯◯万くらい？」としか把握していなかったのです。

そこで私は毎日の稼ぎをメモすることから始めました。

お店から明細が出ても、それを見るだけでなく、自分で書くことが大切です。

 

〇月〇日〇曜日

〇〇時(だいたいの時間で良い)〇〇コース＝￥〇〇〇〇

 

できればお客さんごとに書き、リピーターさんの利用だった際には「R」と書いておくと、お客様情報も管理できて便利です。

そして1日の終わりに、最終の手取りを書いておくとその日の稼ぎが把握できます。

続いて私が行っていたのは、1週間が終わったら1週間分の合計を計算して、そこから大体の1ヶ月の収入を計算しておくのです。

このように毎日、1週間、1ヶ月とそれぞれにどの程度の収入があるかが分かれば、あとはどの程度使っていいかがわかるので、出費を減らそうという気持ちを持つことができました。

 

2.家計簿を付けよう！

それでは続いて出費の管理のために家計簿を付けてみましょう。

浪費癖のある方が家計簿を付けてみると、使っているお金の多さにショックを受けるかもしれません。しかし、そう感じた方こそ、次に進めるチャンスです！

かつて家計簿を付け始めた頃の私は、自炊をしていなかったせいもあり食費と飲み代に多くお金を使っていたことがわかりました。

そこで食費を減らす為に、自炊をしたりまとめ買いをするように心がけたのです。数ヶ月後には驚くほどの出費が減っていました。

このように「何にお金を使っているか」を知り、その「出費を抑える」ことがポイントです。

 

ちなみに私はこちらのアプリ「レシーピ（https://receipi.jp/）」を活用しています。

 

3.残すお金と使うお金を分けよう！

お金の使い方が上手くなかった頃の私は、稼いだお金をそのまま財布に入れており、いつ何に使っても気にならないような状況でした。それだとお金は減っていくばかりです。

そこで毎日の稼ぎから、まずは1万円を別の場所に保管するようにしたのです。すると意外なことに、そこまでお金が足りない感覚にはならずに、次第にそれが当たり前に。そして慣れてきた頃を見計って、保管する金額を2万円に…。と増やして行きました。

収入と支出が安定したら、生活費・交際費・光熱費・家賃とお金を小分けにすることができ、「貯金」が次第に貯まっていきました。

 

4.定期預金などでしっかり貯蓄を！

私の経験では、体力的にも精神的にも風俗のお仕事は何年も続けられないように思いますし、例え続いたとしても中〜長期の休養なども必要になってきます。それだけにやはり貯金は欠かせません。

そこでお仕事に慣れてきた頃に私は、定期預金を始めたり、同じお店の女性に投資のことを教わったりして貯金を増やすことができました。

おすすめの個人投資は初心者にも扱いやすい「NISA」と「iDeCo」です。積み立て型なので大きな損もありませんし、皆さんもぜひ検討してみてください。詳しいことは銀行などでも教えてもらえるので、慎重に進めていくといいと思いますよ。

 

5.収入と支出のバランスを大事に

自由にお金を使える生活はストレスもなく楽しいものですが、将来への蓄えも大切です。

今の私に少しだけ後悔があるとすれば「あの時の飲み代が貯金できていれば…」ということです。

そして、これを読んでいる皆さんにはできればこんな想いはして欲しくない…とも思っています。

お仕事上、美容や衣装には出費は必要だと思います。それでも、自炊をしたり、お酒は自宅で飲んだり…と工夫はできると思うので、せっかくの稼ぎを有効に使ってくださいね。

 

 

 

 

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