花粉症は食生活でよくなる? ムズムズを和らげるなら腸内環境の改善!
2025/04/12
2025/04/12
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春の訪れと共に鼻がムズムズ。目のかゆみやくしゃみが止まらなくなる花粉症にお悩みの方は少なくありません。またスギやヒノキに限らず、ブタクサなどに反応する方は秋ごろまで花粉に悩まされる方も多いことでしょう。
花粉症と食生活は一見関係ないように思えるかもしれませんが、食生活の改善がアレルギー反応を和らげる効果があることが分かってきています。
そこで今回は、花粉症と食生活の関係や、花粉症にいいとされる食べ物について紹介します。
花粉症の症状を和らげる方法として、薬によって症状を抑える方法の他に「体質改善」によって反応を起こしにくくする方法が挙げられます。食生活をよくすることは体質改善に役立つと考えられます。
アレルギー反応は、体の中の免疫システムが関係しています。さらに免疫システムは大部分が「腸」に存在しているため、腸内環境を整えることで免疫システムが正常に働き、花粉症の症状を抑えることが期待されているのです。
つぎに花粉症にいいとされる食べ物を厳選して6つ紹介します。1つだけを食べ続けると栄養バランスが偏る恐れがあるため、まんべんなく適度に取り入れるようにしましょう。
ヨーグルトには「プロバイオティクス」が含まれています。プロバイオティクスとは乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌のことです。それを含む食べ物を日常的に摂取することで、腸内環境をよくする効果があります。
最近ではヨーグルトを食べることで花粉症のアレルギー症状が和らいだというデータもあり、その効果に注目が集まっています。
納豆は発酵食品であり、腸内環境をよくする効果が期待できます。また納豆に含まれる納豆菌は胃酸に強く、分解されずに大腸まで届きます。乳酸菌のエサになるため、乳酸菌の働きを助ける効果が期待できるでしょう。ヨーグルトとともに日常的に取り入れやすい食品です。
れんこんには「タンニン」と呼ばれるポリフェノールの一種が含まれており、花粉症の症状を軽減する効果があるとされています。1日40gを2週間ほど続けて食べると、効果が期待できるようです。タンニンは水に溶け出しやすい性質をもつため、水にさらしすぎないようにするなど、調理に工夫が必要です。
青魚にはEPAやDHAといった多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。この良質な脂に花粉症のアレルギー症状を抑える効果があると期待されているのです。魚を調理するときは網やグリルを使うと、せっかくの脂が落ちてしまいます。フライパンで調理し、脂までとれるように工夫するといいでしょう。
梅干しに含まれるにおい成分の「バニリン」は、花粉症の症状を緩和するのに役立ちます。梅干しを日常的に摂取している方は、そうでない方に比べてアレルギー症状が出にくいというデータもあります。1日1粒を目安に取り入れてみましょう。
チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」にはアレルギー症状を抑える効果があることが分かっています。チョコレートを選ぶときはなるべく「高カカオ」のものを選び、食べすぎによるカロリーの摂りすぎには注意してください。
花粉症の症状を抑えたいなら、飲み物は緑茶・ウーロン茶・紅茶などの「カテキン」が含まれるお茶がおすすめです。カテキンを摂取することで、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を抑える効果が期待できます。
またカカオポリフェノールを含む「ココア」も飲み物としておすすめです。
つづいて花粉症に悩んでいる方が「食べる時に注意したい」ものをご紹介します。
トマトに含まれるタンパク質はスギ花粉に含まれている成分と構造が似ています。それにより花粉症の方がトマトを食べることで、口の中にかゆみを感じる口腔アレルギーを発症するケースがあります。ただし症状が出ない方も多いため、問題なく食べられているようなら過度に気にする必要はないでしょう。
近年花粉症になる人が増えてきている原因の1つが「食の欧米化」だといわれています。かつては米・魚・野菜を中心とした和食が広く根付いていました。しかしさまざまな食べ物が広まり、小麦・肉・油などが多く含まれるジャンクフードを食べる方が増えています。
肉やバターには「飽和脂肪酸」が含まれており、これがアレルギー症状を悪化させる可能性があるのです。一切食べてはいけないというわけではありませんが、花粉症による症状が気になる方はジャンクフードを食べる頻度を減らすよう心がけてみましょう。
今回は花粉症と食生活の関係や、花粉症にいいとされる食べ物について紹介しました。薬やマスクなどで予防するイメージのある花粉症ですが、食生活に気をつけることで内側からも症状を和らげられる可能性があります。
ぜひ今回紹介した食品を意識的に取り入れて、つらい花粉症の季節を少しでも楽に乗り越えてくださいね。
高級デリヘルは創業20年以上を誇るマダム麗奈へ
この記事の執筆者
なかむらはな
管理栄養士。子育てをしながら、フリーのwebライターとして食や健康の情報を分かりやすく発信。健康的に美しくありたい女性を応援するため、食や栄養の分野から美容情報をお届けします。
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