これからデリヘルで働く女性や、既に働いている女性に役立つ情報が満載
高級デリヘル高収入求人サイト「レナグループラボ」

トップ

>

性産業にもセクハラがある!?〜性産業で働く男性との適切な関わり方〜

性産業にもセクハラがある!?〜性産業で働く男性との適切な関わり方〜

2024/07/31

2024/08/01

仕事のアレコレ

#人間関係

#心構え

#悩み解消

はじめに

AV業には、AV女優以外にプロデューサーや監督、男優、カメラマン、AD、ヘアメイク、マネージャーなど、性風俗業(デリヘル)には、デリヘル嬢以外にオーナーや支配人、ドライバー、内勤スタッフなど、様々な職務や立場の方がいます。

AV女優やデリヘル嬢以外の男女比は、男性が圧倒的に多いため、撮影現場では男性に囲まれ、女性が自分一人だけの場合もあるでしょう。そのため撮影中に生理になれば、男性スタッフに相談しなければならず、膣に海綿を自分で入れられない、取り出せない女優は男性スタッフにお願いしなければならないのです。


 

男性スタッフとの適切な関わり方

男性スタッフとの関わり方や距離感が分からない、掴みづらい事もあるでしょう。プロダクションや店舗でのルールが定まっていない場合は以下を参考にしてみてください。

 

・挨拶や感謝は惜しまない

・報告や連絡は怠らない

・気になった事はその都度確認をする

・敬語や丁寧な言葉遣いをする

・個人情報は必要以上に話さない

・悪口や噂話をしない

・プライベートでは連絡を取り合わない

・プライベートでは(特に二人きりで)会わない

など

 

男性スタッフと適切に関わる事によって、仕事がスムーズに進む事も、仕事のリピートをいただける事もあります。しかし、距離が近過ぎても、遠過ぎても上手くはいきません。程よい距離感を意識しましょう。


 

性産業にもセクハラはある

実際に性産業で働くと、仕事とセクハラの境界線が非常に難しくなります。マネージャーから事前に聞いていた撮影内容と、現場での撮影内容が異なる事があり、マネージャーが私に伝え漏れていた事も、スタッフの個人的な行為だった事もありました。

 

【セクハラの境界線とは?】

・仕事をする上で必要のない性的な行為

「丸くて可愛いお尻だね」

胸やお尻を触る、手を握る、体に抱き付くなど、自分は望んでいない性的な発言や行動、要求など。周囲に誰もいない場所やカメラが回っていない時間、台本に記載がない、事前の説明とは異なる性的な行為には要注意。

 

・権力や地位、優位性を悪用

「私の一言で君をもっと有名にする事が出来るよ。この後ホテルに行って少し話さない?」

職務上の権限を利用して性的な行為を強要する。または性的な発言や行動が現場の雰囲気を悪化させ、周囲が働きにくくなっている。

 

・卑猥な冗談や容姿へのからかいに対して自分が思った事や感じた事

「エロそうな体だね。オナニーばっかりしてるでしょ?」

卑猥な冗談や容姿へのからかいによって、嫌な思いになった、不快に感じた、恐怖を感じたなど、自分がどう思ったか、どう感じたかも判断基準になる。

 

【仕事とセクハラの線引きをする】

「仕事のために我慢しなければならない」「我慢すれば、新しい仕事が入る」と、セクハラを我慢していませんか?セクハラは必ずエスカレートしていきます。

 

・「やめてください」「触らないでください」など、その場でハッキリと拒否の意思を示す

 

・「マネージャーに連絡します」など、感情的にならず冷静に対応する

 

・録音や動画、写真、メッセージなどの証拠を残しておく

(性的行為の内容、日時、場所、加害者について詳細に記録しておく)

 

・「これはおかしい」と思った事は、すぐに他の関係者や信頼できる人に相談する

 

・物理的に距離を置き、接触を最小限にする

 

など、しっかりと仕事とセクハラの線引きをして、自分を守る事を優先してください。

 

グラビア雑誌の編集長からのセクハラ被害

私がAV女優として活動していた頃に遭ったセクハラ被害についてお話いたします。

雑誌の撮影で、カメラマンと編集長と三人で海沿いの旅館に宿泊した時の事です。昼間は海辺で撮影し、夕方にチェックイン、二間続きの和室内でも撮影し、夜は襖を閉めて私一人と、カメラマンと編集長とで分かれて就寝しました。

そして翌朝、事件は起こりました。体の違和感で目を覚ますと、誰かが私の布団の中に潜り込み、浴衣の下から手を入れて体を触っていたのです。室内を見回すと、開いた襖の奥でカメラマンが横になりながら携帯を操作していたため、編集長が私の布団の中にいる事、カメラマンは見てみぬふりをしている事がわかり、体がゾワゾワと震え、動悸が激しくなりました。

編集長は過去にも同様の性的な行為で成功体験があったのでしょう。周りに人がいるにもかかわらず他人の布団に潜り込んで体に触れる行為は、通常では考えられません。決してあってはならず、許されない行為です。AV女優が人前で性的な行為に及べるのは仕事だからであり、誰彼構わず性欲を発散したいわけではありません。勘違いされやすいですが、AV女優=セックスが好き、エロい事が好き、刺激が欲しいわけではないのです。

状況を把握した私はすぐに布団と編集長の体から抜け出し、その場でマネージャーに連絡をとりました。そして何十年経った今でも、体を触られた時の生々しい感触や不快感は鮮明に記憶に残っています。


 

最後に

仕事とセクハラの境界線が難しい、分かりづらい、声を上げにくい。

残念ながら性産業は、組織としてのセクハラ対策が進んでいない所も多いため、今はまだ個人が対策や行動をとらなければなりません。

セクハラの被害に遭ったらどう対応すればいいのか?自分事として考えてみてください。声を上げる事が一番ですが、声を上げられなければ、加害者から一旦離れる、逃げる事も一つの手段です。モヤモヤは飲み込まずに必ず吐き出しましょう。溜めれば溜めるほど、ストレスとなり身体の不調に繋がります。

 

「自分を守れるのは自分だけ」

心の声を聞き逃さず、我慢せず、大切な人のように自分を扱ってください。

 

 

 

 

高級デリヘルは創業20年以上を誇るマダム麗奈へ

この記事の執筆者

宮咲 志帆

1986年3月20日生まれ。2004年AVデビュー。 ロリ-タ、素人、凌辱、緊縛、レズモノを中心に5年間活動し2009年引退。出演作品数は300本以上。アダルトビデオの他、アダルト雑誌やヌード撮影会のモデルとしても活動した。 現在、AV業界で得た経験を元に相手に喜ばれるSEXと性知識の啓蒙活動としてTwitterやBlog等で発信中。 「エロく、正しく、気持ちよく」がモットー。

気記事