【episode02】矢澤麗奈が示した“価値”を持たせるブランディング
2025/05/23
2025/05/23
マダム麗奈について
#マダム・クロード
#接客方法
#高級デリヘル
みなさん、こんにちは!
マダム麗奈グループの松井忠司です。
今日は僕が、以前に麗奈ママから教えていただいた。
●富裕層が求める“価値”とは?
●信頼を得るために行った、麗奈ママの顧客獲得方法は?
●高級風俗店におけるブランディングとは?
について、ご説明したいと思います。
どうぞ、最後までご覧ください。
2006年の夏、その日は、とても忙しい夜でした。
「やあ、こんにちは」
「梶原様、いつもありがとうございます。」
営業中の電話は、毎週ご利用いただいている常連客の梶原様からだった。
「いや~、この前はありがとうね!いい子を紹介してくれて、あの子は本当に価値がある子だったよ」
「そうでしたか、それは良かったです。」
「今日も帝国ホテルなんだけど、大丈夫?」
「はい、梶原様のお好みは把握しておりますので、ご希望に添った女性をご案内できます。ご安心ください。」
「あはは!それは良かった。じゃあまた22時から頼むよ、部屋番号は1123号室でコースは120分でね」
「畏まりました。最近は頻繁にご利用いただいて嬉しい限りです。いつもありがとうございます。」
「いやいや、こちらこそだよ、それじゃあ頼むね!」
「はい、お任せください。失礼いたします。」
ツーツーツー…
梶原様って、最初にご利用されたときだけ、好みを詳しく教えていただいたけど、その後はいつもお任せだよなぁ…、「いい子頼むね」しか、おっしゃらないし…。
ま、でも、それだけ信頼してくださっているってことかな…
でも、先日ご紹介した、佐倉愛梨さんには価値があるって言ってたな…
そういえば…
昨日ご利用いただいたお客様も「マダム麗奈は価値がある」って、褒めてくれてたし…
どういった話の流れからだったのかは忘れたけど、内容はこんな感じだった。
「僕から言わせてもらえば高級デリヘルって、高級時計と一緒だと思うよ。だって、時計は本来時間さえ分かればいいわけでしょ?、でもさ、値段は数百円から数千万円まであるよね。数千万円する高級腕時計を買って身につけてる人って、それに価値があるってことでしょ?」
「マダム麗奈は僕からすると高級時計と一緒で、十分に価値がある店だと思うよ。だって、低俗な女性はいないし、上品で綺麗な女の子ばかりじゃない。これがもし、低俗な女性が混じっていたりしたら、高級店じゃなくて、ただの高額店になってしまうけどね…。」
価値がある…、そうか…
それって、とてもいいことだよな…
あれ…?
でも、価値って何だろう、今まで深く考えたことなかったな…
すると、面接が終わった麗奈ママが事務所に戻ってこられた。
「ママ、お疲れ様です!面接いかがでしたか?」
「うん、ちょっと厳しいかな…」
「そうでしたか…」
「身長があと10センチ高ければね…」
「……」
「そういえば、まっちゃん、今なにか考え事してなかった?」
「あ、はい…(笑)。そうなんです。先ほどのお客様ですが、この前は価値のある女性と出会えたと褒めて頂きました。そして、先日のお客様も『マダム麗奈』は価値がある店だとおっしゃってて、どちらも褒め言葉で嬉しいのですが、そもそも富裕層が求める価値って、何なんだろうって考えてました…。人によって価値って違うんですかね…」
「なるほど…、確かに価値は人によって異なるわよね…」
例えば…
「価値のあるモノ…」
「価値のある時間…」
「価値のある体験…」
「価値のある情報…」
「価値のある読書…」
などなど…
「人によって価値は違うけど、一言でいうと『満足』している状態のことを指すんじゃないかしら…」
「満足ですか…?」
「そう、満足って、“満ち足りた気持ち”になることなんだけど、価値があるって言うのは、満足している状態だと思うよ」
「そうなんですね…」
「だから、私たちが提供する価値っていうのは、お客様を200%満足させることなんじゃないかな…。マダム麗奈のサービスを受ける前に期待した点数が100点だとしたら、サービスを受けた後には200点になってる。そうすることでお客様はご満足いただけるんじゃないかしら…。だって、期待値を超えないと普通になるでしょ。そこに満足なんかしないと思うの…」
「期待以上のサービスに感動して、顧客満足度が上がっていく、そうなるために普段から意識して取り組むべきよね…。だから、特に新規のお客様の場合は、理想の女性像を詳しく伺って、限りなく近い女性をご紹介するの…。そうじゃないと満足していただけないでしょ?いくら売上が欲しいからって、お客様の理想と懸け離れた女性をご紹介してはダメよ。信頼を失うからね。」
「はい、わかりました!」
「とにかく、お客様には『マダム麗奈』のファンになっていただけるように、これからも頑張らなくちゃね!」
「そうですよね!価値というのはお客様にご満足いただけるレディをご紹介するということなんですね」
「そう、エレガントな装いやワインやチョコレートは、お客様とレディとの素晴らしい空間を引き立たせるアイテムでしかないの…」
「学びになりました。ありがとうございます。」
「うん…、良かった。」
さっきの梶原様もそうだけど、二回目以降のご利用からは“お任せ”でご予約される方が多い。おそらく全体の70%以上はそうじゃないかな…
なぜ、そこまで信頼してくださっているのだろう…
少し疑問に思った僕は、さっそくママに質問してみた。
「ママ、すいません…」
「はい?」
「ママは、お客様からの信頼を得るためにやってきた、顧客獲得方法っていうのはあるんですか?」
「顧客獲得方法ね…、それは、さっきの説明と少し被るけど、お客様が理想とする女性をご紹介できる環境をまずは最優先で整えたことかな。例えば、求人広告だけに頼らずに休日は自分でいろいろなところに行ってスカウトしてきたり、広い人脈から紹介を受けたりね。
そうすることで、『マダム麗奈』には“極上のレディが揃っている”という噂が立つようになって、お客様のリピートが増え、友人や知人をご紹介いただくことも増えたわ。」
「さらに、銀座の高級クラブで働いていたときのお客様。医師会、ライオンズクラブ、ロータリークラブ、青年会議所にいる方々からのご紹介も沢山いただけて、ありがたかったわね。」
「あ、そうだ。これは大切なことだから何度も説明するけど。もし、お客様の理想とする女性をご紹介できないと分かったときには誠実にお断りしたわ。だって、目の前の売上欲しさにお客様との信頼関係を壊したくなかったからね…。このルールを破ると、レディは嫌な思いをするし、お客様からの信頼は得られないし、お店の価値は地に落ちるし、いいことが何もないから。」
「そうですよね…」
「うん、だから主な顧客獲得方法としては、お客様にご満足いただけるレディをご紹介したあとのリピート、そして、そのお客様からのご紹介が多かったかしら…。だから広告費なんてほとんどかけてこなかったわね。」
「ママ、すいません、最後にあと一つだけ教えてください。」
「いいわ、何かしら…」
「高級風俗店におけるブランディングって何ですか?」
「そうね。それは先ほどの価値を高めて満足度を上げる話によく似ているけど、私は『マダム・クロードの館』の運営方針をとても尊重しているわ。だから、マダム麗奈のレディたちにも、富裕層のお得意様に釣り合うよう、美しくて面白味があり、最高にエレガントな女性になってもらう必要があったの。」
「まずは自分が話すよりもお客様に話をしてもらって、目を見ながらよく聞くこと。下着はレース素材のもので、昼間は白、夜は黒をつけること。本人にあった化粧品の色味やブランドもアドバイスをしたし、正しい姿勢は美しく見せるための大事なポイントであることなど、大切なことは細かく教えたわ。」
「口に入れるものだって、甘いものや油ものは一切食べないようにとか、ハーブティーを飲むことだとか、肉よりも魚を食べるようにってね…」
「ちなみに、風俗嬢だとわかって、フロントで止められるようなビジネスホテルでも、うちのレディたちだけは通過できるのよ。なぜだと思う?」
「そういえば、今までフロントでホテルスタッフから声を掛けられたなんて、聞いたことないですよね…、どうしてですか?」
「それはね。うちのレディたちが風俗嬢に見られないからよ。」
「なるほど、確かにそうですね…」
「そうだ。まっちゃんはうちのレディたちがなぜフルネームかわかる?」
「えっ?どうしてですか?」
「それはね。例えばお客様のマンションに伺ったとき、入口にあるインターホンを鳴らすわよね。」
「はい…」
「そのときに、もし、お客様と仲の良い人が近くにいたらどう思うかしら…、『まゆみ』です、とか、『あい』です、とか、ファーストネームを言ってると、いかにも風俗嬢って気がしない?」
「確かに、そんな気がします…」
「でしょ?だから風俗嬢を呼んでいると思われないよう。マダム麗奈では、フルネームで源氏名をつけて、インターホンを鳴らすときは、店名でもファーストネームでもなく、ラストネームでご挨拶するようにしているの」
「よくわかりました、細かい部分にまで気を使っていらっしゃるのですね…」
「そうよ、高級店ですから…」
「ありがとうございました。マダム麗奈のブランディングって、お客様に悦楽を与えることができる“極上の美女”を作り上げることだったんだ。」
いかがでしたか?
ママに話を聞いて、腑に落ちた気がしました。
やはり、細部にわたって気を使って教育されていらっしゃるなと、感動しました。
そういえば、経営学者である「ピーター・ドラッカー」も言ってましたよね。
「マーケティングとは勝手に売れる仕組みを作り、販売を不要にすることである。」と…。
広告費をそんなにかけなくても、お客様がお客様をご紹介いただける。まさに麗奈ママは、マーケティングにも精通しているんだなと思いました。
高級デリヘルは創業20年以上を誇るマダム麗奈へ
この記事の執筆者
松井忠司
マダム麗奈グループ運営オフィスの常務取締役。2003年より店舗運営に携わり、長きに渡りその手腕を発揮。現在は、どのスタッフよりもグループの歴史に精通する唯一の存在に。本サイトでは、創業当時の理念やグループの成り立ちを記事に認め、女性キャストや社員への有益なアドバイスを届け、ひいては業界を牽引するような人材教育の一端を担う。
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