皆さんは、ふと自分のメイクが正しい手順か疑問に思ったことはありませんか？　流行も変わっていく中で、いまさら友人にも聞きにくいですよね。

そこで今回は、メイクの基本手順に注目して、おすすめのアイテムも選んでみました。第一印象は見た目で決まるので、お客様に喜んでいただけるように明日からのメイクに取り入れてみてください。

手順のポイントは3つ

メイクの基本的な手順は3つに分かれます。流れは以下の通りです。

①洗顔、スキンケア

②ベースメイク

③ポイントメイク

それぞれの特徴を押さえていきましょう。

洗顔、スキンケアで肌の土台を整える

メイク前には必ず洗顔とスキンケアをしましょう。ノリが良くなり、キープ力が上がります。また、肌を刺激から守る上でも必要なので、ぜひ実践してくださいね。
 

■肌の油分を取り除いてヨレを防止する

就眠時の汗などで、起きた時は顔に皮脂がある状態です。余計な油分が残っている状態でメイクをすると、よれたり、崩れたりしてしまいます。

ただし、固形石鹸やピーリング作用が強い洗顔だと必要以上に油分を取り除いてしまう可能性があります。コラーゲンやセラミドなど保湿成分が入った洗顔料を選びましょう。

■スキンケアで肌に潤いをチャージ

洗顔をした後は、すぐにスキンケアをしましょう。肌が乾燥する前に保湿をすることがポイントです。乾燥した肌にメイクをしても、馴染まず浮いてしまうからです。

スキンケアは保湿入りのものはもちろん、それに加えて肌悩みに合わせた成分が含まれているものを使いましょう。例えば、抗酸化作用やシミの原因となるメラニン生成抑制作用のあるビタミンC誘導体を含んだものがおすすめです。

スキンケアの後は紫外線対策のために日焼け止めを塗ってくださいね。

ベースメイク

肌の色や肌質を変えてくれるだけでなく、肌を紫外線やその他の刺激から守ってくれます。塗り方や選び方のコツをみていきましょう。

■顔の中心から外側に向かって伸ばす

ベースメイクは外側から中心に向かって伸ばすことで自然で均一なカバー力が生まれます。逆に外側から内側に塗ると中心が濃くなり、肌のトーンが均一にならず、不自然な印象になってしまうので注意が必要です。

■色はフェイスラインから選ぶ

肌の色と違うと不自然な印象を与えてしまいますので、首と頬の境目であるフェイスラインから自然なものを選びましょう。

■フェイスパウダーの仕上がりは2種類

ベースメイクの仕上げのフェイスパウダーは、ファンデーションの密着を高め透明感のある肌に仕上げてくれます。

パフかブラシを用いますが、パフだとしっかり、ブラシだとふんわり仕上がります。

皮脂の多いTゾーンはパフを使って押さえ、その他の部分はブラシで透明感を演出してあげましょう。

ポイントメイク

顔のパーツごとにアクセントを置いて、立体感や魅力を引き出し個性を演出します。メイクを楽しむポイントの1つですよね。上手にアレンジを加えていきましょう。

■理想の眉毛の作り方

眉毛は顔の印象を大きく変えます。自然な眉メイクのコツは、眉頭が１番太い状態にして眉尻にかけて徐々に細くすること。そして眉全体に丸みを持たせながら書くことで、女性らしい柔らかで気品のある眉毛になります。

眉ライナーで1本1本の毛をイメージして書き、パウダーを用いてぼかし眉マスカラで染めましょう。最近では眉毛を染める眉ティントもあり、自然な眉毛を演出することもできますよ。

■アイシャドウはグラデーションで印象UP

アイシャドウをグラデーション仕上げにすると、立体感が出たり、色のバランスや調和がとれます。

淡い色は柔らかいブラシを使用し、濃い色にはチップや硬めのブラシを使うのがおすすめです。まぶたの外側から中心に向かって濃い色を入れていくことで、自然な仕上がりに。

■アイラインはぼかして自然に

アイラインを引いた後は綿棒や柔らかいブラシでぼかしましょう。くっきり感を抑えることで、目に馴染みやすく優しい印象を与えます。

■チークを入れる場所

チークは頬骨の位置に塗るのが基本です。ただし、丸顔の方はやや縦長に、面長の方は頬の高い位置に横長に入れると、可愛らしい印象に仕上がります。

■口紅は上唇の山から塗る

口紅は下唇から塗るよりも上唇から塗るとバランスがとりやすくなります。唇の山から塗ることで口紅のバランスが取れて、ふっくらと魅力的な口元の演出が可能です。重ね塗りをすることでより濃い発色を楽しめるので、気分に合わせて塗る回数を変えてみるのはいかがでしょうか。

最後に…「大人メイクを楽しもう」

メイクは自分のコンプレックスを隠すだけでなく、魅力的なポイントを引き出す手段でもあります。

独学で覚えたままその方法でずっとメイクをしている方も多いと思うので、まずは基本の手順を覚えましょう。手順がわかってから、自分がワクワクするメイクを楽しむことが大切です。印象をアップさせ、大人らしい魅力を高めるためにメイクを活用してみてください。

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